我が家は3年前にトイプードルの子犬を迎えました。
迎える前には、「トイプードルの飼い方」や「犬を飼う前に知っておきたいこと」など、本やインターネットで調べ、準備をしていたつもりでした。
犬を飼うのは初めてではありませんでしたが、大人になってから飼い主としてしつけやお世話をするのは初めての経験でした。
実際に暮らし始めると、毎日が初めての連続。可愛いだけではなく、不安になったり悩んだりすることもたくさんありました。
今回は、3年間一緒に暮らしてきた今だからこそ思う「子犬を迎える前に知っておきたかったこと」を、最初の1年間を振り返りながらお話ししたいと思います。
① 子犬の時期は想像以上に目が離せない!
子犬の時期は、とにかく好奇心旺盛で元気いっぱいです。
うちの子はクッションを夢中になってホリホリして、息を切らしてはまたホリホリ。休む間もなく遊び続けていました。
そして、噛むことも大好き!ホリホリした後はクッションをくわえてブンブン振り回し、大暴れです。笑
クッションならまだ微笑ましく見ていられますが、もちろんクッションだけではありません。家具やスリッパ、タオルなど、気になるものは何でも遊び道具になってしまいます。玄関から大きな靴を運んできた時は衝撃的でした。
やってほしくないことをした時は、その場ですぐに「ダメ!」と伝えることも大切でした。犬は本当に賢く、繰り返していくうちに覚えてくれます。
そして何より感じたのは、しっかり遊ぶ時間を作ることが一番のいたずら防止策だということ。
遊んで心も体も満たされると、いたずらも減り、可愛い姿をたくさん見せてくれました。
今でも忘れられないのが、クッションをホリホリしながら遊び疲れ、そのままクッションの間に埋もれて眠ってしまったことです。
「あれ?いない?!」とビックリして探したら、クッションの隙間でぐっすり眠っていて、思わず家族みんなで笑ってしまいました。
② 誤食には本当に気を付けて!
好奇心旺盛な子犬期は、家の中でもお散歩中でも、気になるものがあれば何でも口に入れようとします。
おもちゃのように遊んでいたものを、そのまま飲み込んでしまうこともあります。
風船や紙、ティッシュ、ビニール袋など、カサカサ・ガサガサと音がするものは子犬にとって魅力的なおもちゃです。
「なんだか静かだな」と思ったら要注意。
いたずらに夢中になっていることがよくありました。
いたずらがバレた時の反応が、いつもちょっと身構えて上目遣いをして固まるのですが、その姿がまた可愛くて思わず許してしまいそうになります。
また、荒らしているだけで済めばいいのですが、我が家では、怒られると思ったのか、そのまま飲み込んでしまったことも何度かありました。風船のかけらを飲み込んでしまった時には本当に焦りました。
咥えているものを離させることを教えてからはその心配もなくなりましたが、まだしつけ途中の子犬の時期は、とにかく子犬が届く場所にはできるだけ物を置かないことが、一番の安全対策だと思います。
それでも家具やクレート、ケージの端など、何でもカジカジしてしまうので油断は禁物でした。
トイプードルの子犬は本当に活発で賢いです。
しっかり見守りしつけをしながら、賢さに感動し、可愛さに癒される毎日でした。
③ 7〜8か月頃から吠えるようになることも
我が家では、生後6か月頃まではほとんど吠えることがありませんでした。
ところが7か月を過ぎた頃から、突然吠えるようになったのです。
遊んでほしい時の要求吠え。
特に子どもたちに構ってほしくて、激しく吠えて訴えるようになりました。
外へ出て興奮した時の吠え。
1番ひどかった時期は、ドアから一歩外に出た途端に吠えることもありました。
物音や人に反応する警戒吠え。
インターホンや車の音、外で人の話す声が聞こえると吠えるようになりました。
最初は気にならない程度だったものが、少しずつ増えていき、「どうして急に?」と戸惑いました。
私はそんな時期があることも知らなかったので、「何がいけなかったんだろう」「どうしたらいいの?」と焦るばかり。
でも犬は、飼い主の気持ちを本当に敏感に感じ取ります。
私が焦れば焦るほど、その気持ちが伝わってしまい、ますます落ち着かなく、吠えもひどくなってしまっていたように感じます。「吠えないで…」と思えば思うほど、私自身にも余裕がなくなっていました。
当時は知識も十分ではなく、今振り返ると間違った対応もたくさんしてしまいました。
だからこそ、子犬を迎える前だけでなく、成長に合わせた変化や対応方法も少しずつ知っておくと安心だと思います。
④ 犬も性格はみんな違う
犬を飼い始めて実感したのは、犬にも人と同じようにそれぞれ個性があるということです。
大人しい子、活発な子、警戒心が強い子、甘えん坊な子。
同じ犬種でも性格は本当にさまざまです。
我が家の子はとにかく遊ぶことが大好きで興奮しやすいタイプです。でもその一方で、とても怖がりで神経質な一面もあります。とにかく甘えん坊で人間の足の間に挟まってきたり膝の上に乗ってきて守ってもらおうとする姿は小さい時から今も変わりません。
かかりつけの獣医さんからも、「興奮しやすさや性格には、生まれ持った気質も大きく関係します。多頭飼いでなければ、犬同士の社会化を十分に経験させることが難しい場合もありますよ」と教えていただきました。
同じように育てても、いたずらがとても激しい子もいれば、ほとんど困らせない子もいます。
無駄吠えがほとんどない子もいれば、一生懸命しつけをしても吠えやすい子もいます。
もちろん、だからといってしつけが必要ないということではありません。
ただ、犬の性格や気質によって向き合い方は変わるのだと知ってから、「うちの子にはうちの子に合った方法がある」と思えるようになり、気持ちが少し楽になりました。
興奮しやすい子でも、安心して過ごせる経験を積み重ねることで落ち着けるようになるとわかり、我が家もまだまだ試行錯誤中です。
その子に合った関わり方を見つけることが、何より大切なのだと感じています。
⑤ 子犬の時期は本当にあっという間!
特に生後半年くらいまでは、1か月ごとに「こんなに大きくなったの?」と驚くほど成長します。
毛質も子犬ならではで、表情も少しずつ変わっていきます。
毎日一緒にいると気付きにくいのですが、写真を見返すと、その成長の早さに驚かされます。
困りごとやいたずらも、その時は大変でも、数年後には「こんな時期もあったね」と笑って話せる思い出になります。
我が家にも、迎えた日から今までの写真がたくさんあります。写真を見返すと、子犬の頃から変わらない仕草をみつけることもあり、そのたびにとても愛おしい気持ちになります。特に家に迎えたばかりの生後3ヶ月頃の写真は、本当に小さな姿で、今見返しても特別可愛くて宝物です。
だからこそ、写真や動画をたくさん残しておくことをおすすめします。
きっと数年後、「もっと撮っておけばよかった」と思う日が来るはずです。
まとめ
子犬を迎えた頃は、「正しい社会化って?」「しつけはこれで合っているの?」と悩むことばかりでした。
本やインターネットにはたくさんの情報がありますが、実際に暮らしてみると、犬にもそれぞれ性格があり、家庭環境も違います。
子育てに正解が一つではないように、犬育ても「この方法なら絶対大丈夫」という答えは一つではないのかもしれません。
悩みながら試行錯誤した時間も、今では大切な思い出です。
子犬との暮らしは大変なこともありますが、それ以上にたくさんの幸せを運んできてくれます。
これから子犬を迎える方や、今まさに子犬との暮らしに奮闘している方にとって、我が家の経験が少しでも参考になれば嬉しいです。

