「続けたいのに続かない」
そんなこと、ありませんか?
子どもの勉強習慣。
自主練習。
ストレッチ。
スキンケア。
早起き。
「今度こそ続けよう」
と思って始めても、
気づけば三日坊主。
私はずっと、
“続けられないのは意志が弱いから”
だと思っていました。
でも親になって、
子どもと一緒に何度も失敗を繰り返す中で、
少しずつ気づいたことがありました。
私たち親子に必要だったのは、
もっと頑張ることではなく、
続けやすい環境を整えることでした。
「やる気があればできる」が苦しかった
以前の私は、
何度言っても続けられない子どもに、
毎日イライラしていました。
「なんでやらないの?」
「さっき言ったよね?」
そんな言葉ばかり増えて、
子どもも私も、
とにかくイライラしていました。
でも今思うと、
“やる気”の問題だけじゃありませんでした。
始めようと思っても、
準備に時間がかかる。
どこでやる?
何を使う?
まず片付けなきゃ。
そんな“小さな面倒”が積み重なって、
始める前から疲れてしまっていました。
それは親の私も同じでした。
例えば、
「毎日ストレッチしたい!」
と思っていても、
お風呂上がりにすぐできるスペースがない。
ヨガマットを出すのが面倒。
場所を作る余裕がない。
そうやって、
「今日は時間ないからいいや」
「余裕ないし無理」
を繰り返しては、
また続けられなかった自分を責めて、
どんどん自分が嫌になっていました。
まずは“続けやすい環境”を作ることから始めた
そこで私たち親子は、
「気合い」より先に、
環境を整えることを意識するようになりました。
勉強は“すぐ始められる状態”にした
- 机の上をできるだけシンプルにする
- 筆記用具をすぐ使える場所に置く
自主練習は“すぐ動ける環境”を作った
- ボールをすぐ持ち出せる場所に置く
- 練習場所をあらかじめ確保しておく
ストレッチや美容も“面倒を減らした”
- ヨガマットをすぐ敷けるようにしておく
スキンケアやヘアケアも、
- マッサージクリーム
- パック
- トリートメント
- ヘアブラシ
などを、
使いやすい場所にまとめて置くようにしました。
すると、
「準備が面倒」が減って、
少しずつ取りかかりやすくなりました。
“いつやるか”を決めるだけでも違った
さらに、
時間やタイミングを決めることも、
私たち親子には効果的でした。
例えば、
- 朝ごはんの前にストレッチ
- 夜ご飯の前に宿題
- お風呂の後にスキンケア
というように、
すでに毎日やっている行動にくっつける。
すると、
「やるかどうかを考える時間」が減って、
自然と動きやすくなりました。
続けるって、
気合いよりも、
“迷わなくていい状態を作ること”
が大事だったのかもしれません。
最初は“1分で終わること”から始めた
そしてもうひとつ、
私たち親子に合っていたのは、
最初から頑張りすぎないこと。
習慣がまだ出来上がっていないうちは、
“数分で終わるような内容”にしていました。
- ストレッチ1つだけ
- 問題集1ページだけ
- 素振り10回だけ
- パックをするだけ
それくらい小さくする。
以前の私は、
「やるならちゃんとやらなきゃ」
と思っていました。
でも、
ハードルが高いほど、
始める前から疲れてしまうんですよね。
だからまずは、
“続けること”を最優先にしました。
「やらない日」があってもいい
そして、
やらない日があってもOKにしました。
その代わり、
意識していたのは、
“2日連続でやらない日を作らないこと”。
毎日完璧に続けることより、
ゆっくりでも途切れないことの方が大事。
1回止まると、
「もういいや…」となりやすい私たち親子には、
この考え方がすごく合っていました。
少しでもいいから戻る。
それだけで、
「続いている」という感覚が残るようになりました。
私たち親子に1番大事だったこと
「やる理由」が曖昧だと続かなかった
でも、
環境づくり以上に大切だったことがあります。
それは――
“やる目的”をはっきりさせること。
なんのためにやるのか。
どうなりたいのか。
そこが曖昧なままだと、
私たち親子は続きませんでした。
私たち親子は“やりたい気持ち”が大切だった
そしてもうひとつ、
私たちにはすごく大事なことがあります。
それは、
「やりたいからやる!」という気持ちを大事にすること。
もちろん、
「最初は嫌でも習慣にすれば続く」
というタイプの人もいると思います。
でも、
私たち親子は、
なかなかそうはなれないタイプでした。
嫌な気持ちのまま無理やり続けようとすると、
どんどん苦しくなってしまう。
だからこそ、
最初に“嫌”を減らすことを大切にしています。
- 少しでも楽しそうと思える工夫をする
- 「やってみたい」に近づける
- 気分が上がる道具を使う
- ワクワクする環境を作る
そして、
「やるぞ!」
「ちょっとやってみたい!」
そう思えてから取り組む。
それが、
私たち親子にとっては、
続けるための大事なモチベーションでした。
「できるようになった後」が実は難しかった
そして実は、
続けること以上に難しかったのが、
“できるようになってきた後”でした。
親の期待が大きくなりすぎていた
少しできるようになると、
親としてはつい嬉しくなってしまう。
「もっとできるんじゃない?」
「次はここまで頑張れるかも!」
そんなふうに、
どんどん期待が大きくなっていきました。
でもその結果、
せっかく子どもが
「やってみようかな」
「できるかも」
と思えていたことまで、
苦しくなってしまいました。
そして最後には、
「もうやらない。」
そう言って、
また0に戻ってしまう。
そんな失敗を、
何度も繰り返してきました。
自分のことなら、
「今日はここまでにしておこう」
「もう少しできそう」
と調整しやすい。
でも子どものことになると、
その加減がわからなくなってしまうんですよね。
期待しすぎて、
求めすぎて、
結果的に追い込んでしまう。
そのたびに反省してきました。
“もっとやりたい”を待つようにした
だから今は、
- 今できていることを認める
- “もっとやりたい”が子どもから出るまで待つ
- 親が先回りしすぎない
これを意識するようにしています。
まだまだ失敗することもあるけれど、
「続けること」を大事にしたいからこそ、
焦らず見守ることを頑張っています。
少しずつ子どもに変化が見えてきた
すると少しずつ、
子どもにも変化が見えるようになりました。
自分から、
「今日はこの時間にやる」
と決めて取り組んだり、
言われたことだけではなく、
自分から勉強や自主練習の時間を増やしたり。
以前は、
親の声かけがないと動けなかった子どもが、
少しずつ“自分でやろう”とする姿が増えてきたんです。
もちろん、
毎日うまくいくわけではありません。
それでも、
無理やりやらせるより、
「自分でやりたい」と思える気持ちを大事にした方が、
私たち親子には合っていたんだと思います。
まとめ|続ける力より、続けやすい環境を
私はずっと、
「続けられる人になりたい」
と思っていました。
でも今は、人ではなく、
続けられる環境を維持することに意識を向けるようにしています。
意志が弱いからじゃない。
性格の問題だけでもない。
親子で必要だったのは、
- 始めやすくすること
- 嫌な気持ちを減らすこと
- 小さく続けること
- 子どものペースを大切にすること
- 「やりたい」と思える工夫をすること
でした。
完璧じゃなくていい。
少し休んでも、
また戻ってこられればいい。
そんなふうに考えられるようになってから、
以前より、
親子で“続けること”が少し楽になった気がしています。
